絶滅危惧動物(ゾウ)
●アジアゾウ(インドゾウ)
分類は長鼻目 ゾウ科です。
アジアゾウは雄の牙が狙われて、数が減ってしまいました。今は捕まえることが禁止されていますが、まだまだピンチが続いています。
体長は5.5~6.4mで、体重は2~5tです。
生息地はインドやスリランカなどの森や草原。食べ物は植物の草や根、果実、木の皮を食べます。大きな体を保つために、毎日たくさんのエサを食べる必要があります。
アジアゾウたちの森がどんどん狭くなっています。木が伐採されたり、森が農地になったりしている為です。
これによって、野生のアフリカゾウと人間の暮らす場所が近くなってしまいました。
ゾウたちが農作物をあらしたり、人間がゾウを殺すなど、おたがいの対立が増えてきています。
絶滅危惧動物(ゴリラ)
●マウンテンゴリラ
マウンテンゴリラは、オスで直立身長170~180cm、体重140kg~250kgにもなる大型の哺乳類です。
マウンテンゴリラは、ウガンダ、ルワンダ、コンゴ民主共和国(旧ザイール)の 3国にまたがるヴィルンガ火山群とウガンダ南西部のビウィンディ原生国立公園に分布し、標高1500m~4000mまでの標高の地域に生息しています。
マウンテンゴリラの住む地域は、全て保護区に指定されており、世界生息数の半数である推定340頭が生息と言われているビウィンディ国立公園のみ、一般的に訪れることができます。
かつては、肉の商取引を目的とした狩猟や、頭部を壁に飾るための剥製目的の狩猟、手を灰皿として使うための狩猟など、意味も無く残酷な殺され方をされましたが、最近は、政局が不安定なことによる内紛の影響で、生存の危機に晒されています。